歌川国芳 楠正成
歌川国芳 1840年頃
題名は楠英雄〇・・・南朝方で活躍した名将、楠正成と配下の武将合計22人を
所せましと描いています。
左下には息子の楠正行・・
湯浅孫六入道、和田和泉守正遠、楠七郎正氏
神宮寺小太郎正宗、鷺池九郎正虎・・・
芝神明前、越前屋平三郎版、一勇斎国芳画・・浮世絵の技術は素晴らしく、細かい所も
手抜き無しで、毛先の流れや武装した武具・衣装のデザインの細かい書き込み
浮世絵師・彫師・摺師が三位一体となりこの作品は生まれました。
作品の状態は裏打ちも無く色目もきれいに残っていてかなりのお値打ち品でした。
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